2006年9月29日、JICA草の根技術協力事業による研修生として、カブール校で保母として働くシャーラさんが来日しました。この事業は、開発途上国を支援する団体に対しJICAが資金援助をし、地方自治体がノウハウと経験を提供するというものです。来日後シャーラさんは約2ヶ月半の間、研修先の保育園で保母として働き、様々な保育の知識を身につけました。そしてそれらをカブール校で活かすべく、12月の末にアフガニスタンへと帰って行きました。来日から帰国までの3ヶ月間を以下に簡単に紹介します。
10月18日、谷田部のわかば保育園で研修を開始しました。彼女は持ち前の人懐こい目と笑顔で誰とでもすぐに仲良しになることができ、保育園では子どもたちが朝一番で「シャーラ先生!」と嬉しそうに寄って来ます。シャーラさんはここで、子どもはどの様にして育てられるべきかを学びました。
11月18日に行われたシャーラさんの講演会。 (つくば市・並木公民館) シャーラさんは、自分の辛い戦争の体験や、アフガニスタン女性の現状について話をしました。話の内容は、聞く人々の心に強い衝撃を与えたようでした。
保育の研修にも慣れてきた11月後半、東京へ研修旅行へ行きました。鎌倉の寺院を見て、日本人の歴史や自然を大切にする心を学びました。 来日前のシャーラさんは日本に対して、電気製品が豊富な、ただ豊かな国というイメージしか持っていなかったそうです。
来日が叶わなかった裁縫の研修生の代わりに訪れたドレスメーカーでは、沢山のデザインの写真をとらせていただきました。 カブール校に持ち帰って、裁縫のクラスで役立てたいとのことです。
鎌倉の海です。生まれて初めての海。水は冷たいはずなのに、ものすごいはしゃぎ様でした。
つくば市の大学生にアフガン料理を教えてあげたりと、沢山の楽しい時間を過ごしました。